島根県松江市 内田奈美さん
内田奈美さんは妊婦さんの安産を祈願してお腹にペイントするベリーペイント・アーティストとして活動しており、その一環としてペイントの撮影も行なっています。
ニューボーンフォトを手がけるようになったのは、何より「産後にも赤ちゃんの写真を撮ってほしい」というお客さまからの要望に応えるためだったといいます。
内田さんのニューボーンフォトへの思いと実際の撮影についてお聞きしました。
質問内容
― まずニューボーンフォト協会に所属されるようになったきっかけについて教えてください。 ― 「これだ!」と思われたのは、他の団体とどのようなところが違ったのですか? ― 実際にニューボーンフォト協会の講座を受講された感想は? ― 現在はどのくらいの頻度でニューボーンフォトの撮影をされていますか? ― お客さまの口コミ以外の情報発信はどうされていますか。 ― 撮影中に気をつけていることについて教えてください。 ― そういう形での撮影ですと、口コミだけでなくリピーターの方も多そうですね。 ― これからさらにニューボーンフォトについて学んだり技術を磨いたりしたいことはありますか? ― 依頼されるお母さんとしては、やはりその赤ちゃんらしい、そのときだから撮れる写真を残せると嬉しいでしょうね。 ― これからニューボーンフォトを手がけてみたいと思っているフォトグラファーにメッセージをお願いします。 ― これからニューボーンフォトを撮りたいと思っているプレママさんには、どういうことをお伝えしたいですか? ― ニューボーンフォトにはそういう効果もあるんですね。 ― 最後にニューボーンフォト協会の活動について一言お願いします。 |
― 撮影中に気をつけていることについて教えてください。
内田 「せっかくきていただいたお母さんにも楽しめる時間だったらいいな」と、それをいちばん大事にしています。お母さんからは「泣いてすみません」「早く撮らなきゃいけないのに」とよく言われるんですけれど、赤ちゃんがリラックスでき、お母さんもリラックスしている状態で撮るのがベストと思っていますので、赤ちゃんが眠るまで抱っこしたり授乳したりして過ごしてもらって撮影しています。
私にも今3歳の双子の子どもがいるので、自分の気持ちに余裕がないときに赤ちゃんがむずがって泣いてしまうのはよくわかります。実際の撮影は15分くらいですが、それまではお母さんに赤ちゃんをあやしてもらい、出産までのストーリーなどお話を聞かせていただきます。泣いたときにもとりあえず撮影して、あとで着替えるときにも撮ったりとか、抱っこしているところを撮ったり、ねんねしたらそこをささっと撮ったり、私自身も焦らず臨機応変に撮影を進めています。
― そういう形での撮影ですと、口コミだけでなくリピーターの方も多そうですね。
内田 そうですね。ありがたいことに、また二人目を授かったときにベリーペイントからという循環ができていたりします。価格を低めに設定して何度も来てもらえるようにしていることもあって、お客さまに「ここに来ておしゃべりして、写真を撮って帰るのが楽しい」と感じていただけるようです。私はご自宅へ出張しての撮影もしているので、そのこともお話しするのですが、コロナ禍にかかわらず「いえ、絶対に行きます!」と言われますね。
次の予約を入れるときに「今度はこういう写真が撮れないですか?」とご意見をいただくので、「じゃあ、それをメニューに入れてみようかな」と私自身も飽きずに楽しく撮影することができています。
お客さまが持つかけがえのないストーリーを写真にできるフォトグラファーでありたい